おれの好きなスタジアム

観音寺競輪が閉鎖とのことだけれども、「場」を閉鎖してその店が好転することあるんだろうか。お客さんとの接点である「場」は最後まで手をつけてはいけないんじゃないか。それよりも選手を減らすとか、ダラ幹を粛正するとか内側からの方法はあるだろうと思うんだけれども。公営競技の場合「税金が入ってる」という大義名分があるから、逆にこういうことがあっさりできちゃうのだろう。サービス業、興行として考えた場合、順序が逆だろって。

しかし、入場料１００円でライブで見れる娯楽と考えたら、これほど割のいい娯楽もねえと思うんだが。映画は１８００円、サッカーは最低２０００円の入場料がかかる。それで最悪な作品の場合もあれば、惨敗することもある。公営競技の場合、１００円で入場して、１レース１００円ずつ買って一日過ごして１２００円。その間、目の前で競技をライブで見れて、B級グルメとビールで１０００円いかない。しかもウロウロするから運動にもなる（山口瞳曰く「競馬場は歩くために行く」）。陽に当たる。風を浴びる。知らない爺さんと話が出来る。しまいにゃ大金せしめられる。

などと考えてみて、結局のところ思うのは入場料を３００円かなんかにすればいいんじゃないかということだ。本場開催で３００円、場外で１００円とかにすればかなり収益のプラスになるのでは。あるいはグレード別に入場料を変える。これなんかいいんじゃないか。グランプリは１０００円、G１は５００円…って感じで。走ってる選手がレベル高いんだから、それでいいじゃねえか。つーか、興行として当たり前だ。志の輔・三三・白酒の会だったら５０００円くらい取れるだろう。

ということで「おれのスキなスタジアムトップ10」
①昔の大宮公園サッカー場
②弥彦競輪場　→ホントに最高。文句なし。
③川崎競輪場　→特にナイター。都会のど真ん中。弥彦と真逆の魅力。
④浦和競馬場　→実家に籠って仕事してる時チャリで行って気分転換最高。
⑤後楽園ホール　→ボクシングをテラスで見るの最高。
⑥日本平スタジアム　→清水エスパルスの本拠地。風景が素晴らしい。
⑦神宮球場　→並木橋に勤務してる頃、仕事終わってよく行った。
⑧横浜スタジアム　→最高のビアガーデン。そのまま伊勢佐木で一杯。文句なし。
⑨中山競馬場　→とにかくキレイ。整ってる。
⑩大宮競輪場　→アジール感。

＜次点＞　大井競馬場、日立柏サッカー場、甲府の小瀬陸上競技場、等々力スタジアム、三ツ沢球技場、戸田競艇場…キリがない。新宿末広亭も入れていいかね？

ちなみにスキになれないのは、日産スタジアムと西武園競輪場です。