おれにゴタクを並べさせる世の中は間違っている

いつ死ぬかわからないので過去に書いたモロモロの文章をまとめてみました。

2020-06-23から1日間の記事一覧

●「美人画」と「萌え絵」(2013年10月3日)

さっき、弓月光デザインのガールズ競輪ユニフォームの女イラストがいいと写真をシェアしたんだけれども、いわゆるアニメ好きの人の「二次元萌え」ってヤツとか、「萌え絵」ってのは相変わらず分からないでいる。 まあ何しろ、まともにアニメと向き合ったのが…

●あたしはここよ(2013年9月13日)

オフクロが履物屋の店を閉めてかれこれ10年近くになる。 大宮の駅前で履物屋をやっていた婆ちゃんの遺志をついで、オフクロが家計のタシにやっていた。末期はクリーニングの取り次ぎもやっていたので、駅前のホストやら、キャバのシングルマザーの女やら、…

●旅と、殿山泰司と、『あまちゃん』と。(2016年4月16日)

九州から帰ってはや1週間。ゴボ天うどん食いたくて食いたくて震える(西野カナ)なおれです。 ところでおれの旅のバイブルのような本が3冊ありまして… 一つは何度となく書いているけれど山口瞳の『草競馬流浪記』。1980年代バブル前夜の日本の、滅びゆ…

●山口瞳『草競馬流浪記』(2014年11月16日)

草競馬流浪記 (新潮文庫) 作者:山口 瞳 メディア: 文庫 何度となく書いているのだけれど、この本はおれの中でバイブル的に好きな作品であります。昭和の文壇の香りがする最後の世代の作家である山口瞳が、全国の地方競馬場をすべて巡るといういわゆる「旅打…

●コロナ禍の中で起きたある事件(2020年5月1日)

コロナがらみで麻雀界で事件が起きている。 昨年、ある団体の王座についたSというプロがいた。彼は昨今の麻雀プロのようなタレント性などのあるタイプではなく、麻雀に対する姿勢のひたむきさや真面目さでは有名で、団体の理事などをやって若手を鍛えたり、…

●黒川検事長は本当に麻雀が好きだったんじゃないか論(2020年6月3日)

黒川検事長はもしかすると本当に麻雀が好きなんじゃないか。 だって、この状況下で2回やるってすごいもの。それ以前から毎月定期的に打ってその都度次の日程決めてやってて、ある程度の信頼関係あるハズで、この時期他の方法で取材できたハズなのに、卓囲ん…

●太田的/吉田的(2016年8月16日)

吉田類(以下「吉田」)と太田和彦(以下「太田」)のどちらを酒飲みとして支持するか?という問題は現在の日本の選択すべき大きな問題の一つであることはこちらをお読みの方々だけには周知の事実であり、当方は太田和彦も心の底から好きだけれど、もし仮に…

●原武史『<出雲>という思想 近代日本の抹殺された神々』(2014年1月18日)

今日のように初詣に行ったり、サッカーや競輪で氷川神社にたまに行くとそのデカさに驚く。小さいころから学校行事や祭りや縁日や遠足やなんやかんやと氷川神社と大宮公園には行き慣れていたせいで何とも思わなかったけど、大人になって大宮を離れて改めて行…