おれにゴタクを並べさせる世の中は間違っている

いつ死ぬかわからないので過去に書いたモロモロの文章をまとめてみました。

●黒川検事長は本当に麻雀が好きだったんじゃないか論(2020年6月3日)

黒川検事長はもしかすると本当に麻雀が好きなんじゃないか。

だって、この状況下で2回やるってすごいもの。それ以前から毎月定期的に打ってその都度次の日程決めてやってて、ある程度の信頼関係あるハズで、この時期他の方法で取材できたハズなのに、卓囲んで牌握るんだから、これ相当好きだと思うんだよ。おれだって我慢してんのに。

つまり、麻雀ってゲームは結局「メンツ」なんだよね。メンツの面白さで決まるし、その場で卓を囲んで打つ楽しさって魅力がズバぬけてるんだと思う。おれがネット麻雀を全然やらないのもそう。

しかもあのメンツを見て見ると、産経新聞朝日新聞という論調の真逆な新聞社の記者が同卓している。ってことは、麻雀仲間としての繋がりというものがそこにあって、本気の麻雀仲間だったのではないのかと。

「国会が法務省提出の法案で紛糾している最中でも時間通り雀荘に飛び込んできて、“こっちの方が大事だからな”と始めるんです。」

 

「常に「ガチンコ麻雀」で、「弱いヤツは連れてくるな」が口癖だったという。」

 

「「麻雀で負けがこむと不機嫌になる人はよくいますが、黒川さんにそれはなかった。振り込んでも“やっぱこれは危なかったよなぁ”ってうなずくんです。そして、“さぁ次いこう!”となる。」

 

『デイリー新潮』の記事だが、知れば知るほど麻雀愛を感じる、盆面のいい打ち手だなあと(笑)

卓に座ったら思想信条立場も平等になれる、って言う麻雀ってゲームの良さがよく出てると思うんだ。敏腕で、世渡りもこなしてきて検事総長にリーチかかってた黒川検事長クラスになると、「どうにもならない」とか「負ける」ことも楽しかったんじゃないか、なんてことを思ってしまうのです。

ということで、ブックカバーチャレンジではないけれど、黒川検事長には阿佐田哲也の『ズボンで着陸』という作品をオススメしたい。つーか、読んでるかもしれない。

あと、麻雀最強戦の著名人枠に出場させるべく、竹書房はスケジュール調整に走れ。ヒマになったハズだ。(2020年6月3日)